米山由夏個展のご案内
- 1 日前
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この度弊社所属作家の米山由夏が、銀座 蔦屋書店(GINZA SIX 6F)のFOAM CONTEMPORARYで、個展「A broken clock is right twice a day」を開催いたします。
ご高覧いただければ幸いでございます。
展覧会詳細
米山由夏 「A broken clock is right twice a day」
会期|2026 年2月7日(土)~2月25日(水)、
最終日は18:00閉場
時間|11:00~19:00
※2月24日(火)はGINZA SIX全館休業日です。
※月曜日は休廊、ただし2月23日(月・祝)は開場します。
会場|銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY
オープニングレセプション
日時|2月6日(金)18:00~20:00
※作家在廊、どなたでもご参加いただけます。
作品の一部につきましては、銀座蔦屋書店のECサイトOILでも販売されます。
アーティストステートメント
私の制作は、実際に目にした一瞬の光景や、偶発的に立ち上がった出来事を、油彩でキャンバスに留めることから成り立っている。あらかじめモチーフを構成することはなく、取材に出かけても対象は不意に現れ、それは私自身の意図や選択からはどこか切り離されている。
タイトルの「A broken clock is right twice a day(壊れた時計も一日に二度正しい時を指す)」という言葉は、一般的に、正しさや成果を偶然として矮小化するための皮肉として使われる。しかし私は、この言葉を肯定的に受け取っている。初めて耳にしたのは映画『イミテーション・ゲーム』の作中で、そこでも成功を偶然だと揶揄する文脈で語られていたが、その台詞に自分の制作や展示という行為を言語化された感覚だった。
時計が止まっていても時間そのものは流れ続け、一日に二度、両者は重なる。止まった時計が私の絵で、流れる時間は鑑賞者。あるいは、私自身が時計で、絵の中の風景が流れゆく時間。自分の感性と目の前の風景がぴたりと噛み合う瞬間や、私の絵が誰かの視線に留まる瞬間は、決して頻発するものではない。しかしそれらは、ごく自然に生じ、それがその時の正解となる。
止まっているもの(時計・自分の感覚・完成した絵)は、その瞬間を待つことしかできないが、常に動き入れ替わるもの(時間・風景・鑑賞者達)は必ずそこに訪れる。その交点として、私の作品は生み出され、これからも多くの人と出会っていくことを願っている。