Yuka Yoneyama 「昼下がりのフィーカ」
- Junichi Kitazawa
- 5月15日
- 読了時間: 2分
この度、弊社の所属作家である米山由夏の個展を大阪で行います。久方ぶりの個展になりますので、ご高覧頂ければ幸いです。Osaka Art & Design 2025と連動した展示となっております。また展示作品はオンラインでも販売致します。
米山由夏個展「昼下がりのフィーカ」
期間及び会場
●5/28 wed. - 6/9mon.阪急メンズ大阪 B1階
Contemporary Art Gallery,
3階 Book store&Café the lobby
●5/28 wed. -6/3 tue.阪急メンズ大阪 1階ステージ2
※Osaka Art & Design 2025の会期は5月28日(水)〜6月24日(火)
営業時間
平日 11:00-20:00 土・日・祝 10:00-20:00
<個展ステートメント>
描かれる物・空間は全て実際に私自身が見たものだ。
現実に存在する空間で、現実に起きている現象を、いくつかの情報を削ぎ落とし、具象と抽象が往来するような感覚を与えながらキャンバスに記録する。ものの素材や光と影の状態、モチーフの明度が一致することによる地図の同化、図形的な空間、白さと黒さのりズムなど、一瞬の景色や情報を捉えている。
そういった瞬間は気を張っている状態より、リラックスしている時に訪れることが多い。フィーカ(スウェーデン語でティータイムやコーヒーブレイクのこと)のように、コーヒーと甘いもので友人とゆっくり過ごしている時間に差し込む光は、見つけようとして出会えるものではない。列車に揺られている時、美術館にいる時、旅先で散歩した道、早朝のアトリエ。緊張状態から解放された空間で少し目が冴えるような瞬間を、私の認識と絵画という2つのフィルターを経由して鑑賞者に共有する。